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タイトルはスーパーロボット大戦A…
ハードなロボオタ向けのキャラゲー。
発売直後から強烈な難易度に悲鳴を上げる
レビューでいっぱい…。
そしてその事実を裏づけるように
発売から数ヶ月で中古の値段が
前作の廉価版MXと並んでいる…。
一見考えると…運否天賦。
クリアできる確率は五分に見える…。
しかし…何かあるはずだ。
何か…クリアする確率を高める何か…。
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その時、最初の購入者が出る。
店が開店されて10分も立たぬうちに。
もうスパロボを買ってしまったのだ。
買うとなったら早い。
金のに余裕のあるやつから
続々中古のスパロボを買っていく。
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う…。
なに考えてんだよこいつら…
とても大金払ってあたりかはずれか
バクチのゲーム買ったって顔じゃねぇ…
照れ臭そうに…
へらへら笑って買って行きやがる…
まるで雑誌の付録に昔のエロゲが
ついてるからつい買っちゃったって
感じじゃねえか…。
どうなってんだ…?
「ククク…拍子抜けするやろ…」
「え…?」
「あんさんの思ってること分かるで」
「…?」
「人気シリーズにもかかわらずほんの数ヶ月で
前作の廉価版MX以下の値段で売ってる以上、
このゲームは…最悪のゲームバランスで
あることも覚悟して買わにゃならん」
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棚の前で躊躇する天使に一人の店員が話しかけてきた。
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「…それこそ序盤で全滅、敵に触れることも
出来んまま精神コマンド「自爆」連発をも
覚悟して臨むべきギャンブルなんや…ところが」
「これだけゲーマーがおると、中にはああいう
想像力欠如…真剣に取り組めん者も混ざる」
「やつらこれだけ金払ってクソゲーかもしれない、
ていう…この一番肝心なことから目を反らしとる」
「多分ここまでのスパロボ人生も、目当ての萌えキャラ
以外から目をそらし…攻略本を頼りにしてきた甘ったれよ…」
「恐らくは撃墜された時でさえ…
「ボクの○○たんが捕虜にされてエロエロな拷問」
とか…半分夢見心地や。だから気前よく負けられる」
「ククク…さぞ夢から醒めたらびっくりするやろ。
スパロボの撃墜は奴らの考えとるようなもんとちゃう。
一回落とされたらその戦闘でもう経験値ははいらん。
お気に入りのキャラは次の戦闘でも通用せず撃墜。
どんどんレベルに差がつき、気がつけば元から強力な
どうでもええ主人公クラスのキャラだけでゲームを
やらされる…。つまり…」
「キャラゲーなのに好きなキャラが使えないかもしれない。
当たり外れで買うようなゲームとちゃうんや」
「偶然に「命(萌えキャラ)」を張るんは萌えオタのやることや。
ゲーマーは…」
「その心の嫁が重ければ重いほど…勝算に張る。
頭で勝たにゃあならん。…のう、天使さん」
「!?おまえ…なんで俺のこと…」
「ククク…あんたさっきガンダムvsガンダム買った
あとポイントたまったカード持ってウロウロしとった
やないの」
「印象深かったんや。この人はポイントカードで
スパロボAかマクロスエースフロンティア買う気や
思ったよ。あんたこそひょっとして…
俺のこと覚えとるんとちゃう…?」
「………店員」
「ひょお~~~~!嬉しいで!覚えとって
くれたんか…!こういうのを通じ合うって
いうんやろな。いやあ、最高最高…!」
「よせよっバカっ…!馴れ馴れしいぞてめえ…!」
「そういわんと、天使さん。買おうやんか、
このスパロボ」
「え…?買う…?」
「そうや」
「このゲームクリアするにはちょっとした
小技が必要なんよ。ボスボロットやD-2
みたいなきちんとした補給ユニットさえ
あれば、このゲーム」
「100%クリアできる…!」
「100%…?」
「ああ」
「それ必勝法ってことかよ…?」
「そうや」
「馬鹿いうな、そんなことあるわけ…!」
「天使さん」
「……?」
「補給ユニットが経験値稼ぐには、
どうすればええんやった…?」
「…敵と戦う」
「それから」
「ENか武器使ったユニットを隣接させて
こちらは動かず補給コマンド」
「それや…!そのENちゅうとこ。
弾薬の消耗はいらん、ENの補給だけで
いいってとこがミソ…ポイント」
「つまり、誰でもええ。味方をもう一つの
補給ユニットに乗せて二人で組んで、
その戦闘の全ターン…」
「……」
「出来レース」
「…」
「二人だけで片方「移動」片方「補給」
繰り返し取ったらええんちゃう…?」
それで条件は満たす。
無限に経験値を稼ぎレベルUP…!
「……」
「……」
うおおおおおお…!
「お、おまえ…!」
「ククククク…」
「100%や…」
「……!」
「これで100%クリアできる…!」
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だがそれは店員の卑劣な罠だった!
スパロボAでは敵のレベルは
こちらのレベル上位15名の平均レベルとなる。
つまりいくらウラ技でレベルを上げても
敵も同じだけ強くなるのだ!
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スパロボの裏技とか知ってるユーザーと
カイジ読んだことある人にしか分かんないネタ
ですみません(^_^;)。
賭博黙示録カイジ読んだら
こういうのがやりたくなって。
この日記はフィクションです。
こんな店員いません。
いや、しかしこのスパロボAはほんとキツイです。
直前に「賭博黙示録カイジ」読んでなかったら
絶対一日で売りに行ってました。
何しろ、序盤の十話くらいで
運動性が売りモノのガンダム系が
ザコ相手に命中率30%前後!
(ガンダムに乗るアムロやカミーユ含む)
ちなみにザコの命中率は100%。
しかも敵がけっこう賢くて、
運動性が高く当てられないユニットは
シカトされ、確実に当てれて反撃できないキャラ、
あるいは死にかけてるキャラを優先的かつ
徹底的に狙ってくるという見事な戦略。
確実にこちらの戦力をそいできます。
さらに、連続して同じユニットが狙われると
次第に狙っている方の命中率が上がっていくという
補正ルールがあるので
どんどん追い詰められていく絶望感!
しかしコレ、「カイジ」気分でやるとめちゃ燃えます!
ある…!
必ず勝てる方法が…!!
実際のところ、だいたいが敵も味方も
命中率50%前後のやりとりが平均的で、
精神コマンド、地形、機体の特性
などで少しづつこちらの確率を100%
に近づけていくあたり、カイジと似てる気がしますし。
逆に状況が悪ければこっちが確率ゼロ、ってことも…
わりと頻繁に。こういうシチュもカイジっぽくて燃える!
初めは命中確率が限りなくゼロに近くても、
連続狙いの補正ルールはこちらも適用されているので、
ムダを承知でしつこく狙ってるといつの間にか
確率が80%以上になってることも!
いつ死ぬか分からない恐怖と緊張感。
(実際撃墜される機体が毎回一機くらいは
(たいてい08小隊のシローくん)あるし。
今回修理費ただだけど)
罠を張り、伏線を積み重ね、ねばり、耐え、
最後に敵を追い詰める!
絶対不可能、と思える絶望的状況下から脱出する快感!!
まさにカイジ!
まあとりあえず今のところやってる必勝法といえば、
全滅プレイで平均的にレベルを上げつつ
お金を稼いで機体を強化するっていう、超地味な作戦ですが。
- 2008/12/02(火) 19:48:45|
- ゲーム日記
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